横浜市は、花や緑が街並みや公園を彩る同市ならではの魅力を発信し、2027年の市内での国際園芸博覧会(GREEN EXPO)開催に向けた機運醸成を図り、花や緑に関する取り組みを行う「ガーデンネックレス横浜」を主催している。その一環として、回遊性の向上や誘客のさらなる促進を目的に、市内のホテルと連携したプロモーションを6月11日まで実施している。市とホテルが一体となり、「花と緑の街・横浜」の魅力を国内外に発信していく。
ガーデンネックレス横浜は、17年に開催された「全国都市緑化よこはまフェア」の成果を継承する取り組み。同市みなとエリア(都心臨海部)、里山ガーデンをメイン会場に、サクラ、チューリップ、バラをテーマに街全体を花で彩り、フラワーグリーンマーケットやガイドツアーを実施(予定)するなどして、市民や企業、団体の花や緑への関心を高め、横浜のブランド向上につなげる。
ホテルとの共同プロモーションには、ホテルニューグランドやヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル、横浜ベイホテル東急など12ホテルが参画。オリジナルデザート「フルーツ&フラワー」(3月25日から6月11日まで、ウェスティンホテル横浜)や「薔薇(ばら)のアフタヌーンティー」(5月1日から6月30日まで、ホテルニューグランド)など、各館が花と緑にちなんだ料理やサービスを提供する。「イベントとの一体感を演出し、市民をはじめ、地方や海外のお客さまに横浜の魅力を発信したい。インバウンド需要のより一層の増加にも期待している」と同プロモーション担当者。
薔薇のアフタヌーンティー(ニューグランド)
フルーツ&フラワー(ウェスティンホテル)